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夏の道東思い出めぐりの車中泊旅 (6)

2018年の初車中泊旅でも訪れた美幌峠、素晴らしい景色をもう一度見たいと思い、楽しみに走った先に待っていたのは一面の霧だった。

さすがにこれじゃ景色なんて拝めない(;´Д`)

 

それでもテクテクと思い出を辿るように展望箇所へ歩いてみた。

 

た・・確かにちょと寒い…車中泊している人たちがたくさんいたが、みんな長袖を着ていた。寝起きの人たちも暖かそうなスウェットで出てくるあたり、朝晩は寒いのだろう。写真を撮ったらすぐに手に包んで暖めてあげた。

 

霧が無かったら最高の景色なんだよなココ…

3日に渡る車中泊ドライブから帰宅

 

屈斜路湖が見えねぇぇぇぇ(;´Д`)

 

まぁそれでも周囲を一回りする律儀なパパ・・・

 

一応ね(。-ω-)

 

かなりの数の人が車中泊していてびっくりした。軽自動車とかコンパクトカーで車中泊してる人たちは、足を伸ばせるのだろうか。下手すると中からカップルが出てきたりするのだが、あれ寝られるのだろうか(;´Д`)

まあでも俺も次は大きめの軽自動車を狙ってはいるのだが。荒れ地を走るからジムニーも良いなって思うけど、車中泊厳しそうだしなぁ。エブリィとか荷室長が1,900mmくらいあるから足は伸ばせると思うんだよな。荷物あまり積めないだろうからルーフキャリアか。

 

とにかく美幌峠にこれ以上居ても詰まらないし、下ることにした。

和琴半島に寄ってみた。

 

屈斜路湖にちょこんと張り出した小さな半島なのだが、ここに無料の露天風呂が有るらしいので、様子を見に行こうと思ったのだ。

和琴半島付け根に24時間入浴可能な無料露天風呂がある。簡易更衣室も併設されている。近隣にはキャンプ場が2か所あり、夏は家族連れキャンパーやウォータースポーツ関係の人たちで賑わう。
露天風呂から和琴半島の遊歩道を10分ほど歩いた所に無料共同浴場が1箇所設置されている。温度調節が難しく、特に夏場は熱湯状態になっている事が多い。
共同浴場からさらに5分ほど歩いた湖岸脇に、通称「桂月の湯」という野湯がある。
和琴半島先端のオヤコツ地獄近辺では100℃近い熱湯が湧き出しており、湖水と調整して野湯を楽しむ事も出来る。

wikipedia

とまぁ、野湯扱いでは有るが奥まったとこの温泉なら、あいかさんも一緒に入れるだろうか?なんて甘い考えもよぎったのだが、駐車場を見た瞬間「あー無理だな」と感じた。以前来たときは誰も居なかったんだよなぁ。まあでもアタリを付けたってことで、ここは諦めて次に行くことにした。

 

(゜д゜)!?

ああああ、そういえば調べていたときに見た記憶が有るな・・と、道路の看板に露天風呂の文字を見つけて寄った場所が正解だった。

 

おそらく地元の方だと思うが、三人の先客が居て楽しそうに歓談していた。挨拶をし、隅っこに陣取って入ったのだが、これがもう最高(*´∀`*)

 

熱いお湯が好きな俺には少しぬるめだが、かけ湯をしてドボンと入れる温度の方が露天風呂には良いのかもしれない。人が居なければあいかさんも入れそうな感じでなので、次回に期待だ。検索すると判るのだが、一応男女に分かれている。

分かれてはいるけど、ご覧の通り丸見えなので、ここに入ろうって女性は居ないだろうな…ちなみに湖に直で入っていけるらしく、若い方がテクテクと歩いて浸かっていた。天然の水風呂だよね。俺はまぁちょっと事情があってあまり肌を見せたくないから、肩まで浸かって目を瞑り、ゆっくりと湯を堪能した。

他にもたくさんの露天風呂が有るので、いずれ探検してみたいと思ってる。というか秋の車中泊は屈斜路湖探索にしてもいいかもしれない。このあと川湯温泉を経由するのだが、古い温泉街ということもあってか、町並みがとっても俺好みだった。

大昔だが、小さい個人宿に彼女と泊まったことが有るのだが、一泊5,000円だったので二泊した。飯はそれなりだったけど、温泉が気持ちよかったし、他に泊り客も居なくて最高だった。たまには車中泊じゃなく、小さい宿に泊まって温泉街を散策なんてのも良いかもしれない。秋はそうしようかなぁ。

 

「あいかも温泉入りたかったな><」

「ご・・ごめんなさい(;´Д`)」

「パパだけずるいよ・・><」

「ほんとゴメン(;´Д`)」

なんて会話をしつつ、屈斜路湖を後にした。

 

さて、時間を見ると7:30頃で、あまり早くに野付半島に入ってもネイチャーセンターで飯が食えるか解らない。そう、野付半島では毎回ジンギスカン定食を頂いてから散策を開始するのだ。これが楽しみでもあるので、ここはナビに聞いて所要時間の長いルートを選択した。

そう、ライブカメラで毎回見ていた根北峠を通るルート。見て判るとおり、無理に大回りして走ることになる。これで所要時間が4時間15分と出たので、ちょうど昼ころに着く計算だ。もちろん途中であちこち寄り道するだろうから、昼過ぎに着けばレストランも空いているだろうと考えた。

一番最初のブログに書いたのだが、今回の旅は野付半島から佐呂間へ向かうはずだったので、根北峠が最初からルートに入っていたのだ。昨年秋は知床を回ったので通らなかったしね。なので、遠かろうが根北峠経由で走りたい気持ちもあったのだ。

 

途中の峠。峠ってなんか好きで停まってしまう。

 

ほんといい天気ヽ(=´▽`=)ノ

 

なんにも無いのだけど、それがまた良い(・ω・)

 

じゃがいも畑の向こうにある不思議な崖。どうやって形成されたのか不思議だね。何となく惹かれて暫く眺めていた。

 

「あああ・・・パパやっぱり・・・」

そう、俺は異様なまでに踏切に引っかかる人。ここはそれほど頻繁に電車が通る路線ではないと思うが、引っかかってしまった(;´Д`)

すぐ近くが札弦駅なので調べてみるとこんな感じ。網走方面の8:10のが通ったらしい(;´Д`)

すげー確率だ。

 

「パパ~アイス食べたい~」

俺もちょうど冷たいものが欲しかったので、コンビニに寄ってイチゴ味のソフトクリームを買ってあげた。セイコーマートって何を食っても舌に合わないのだが、これは美味しい。

ちょっとペースが早い気がしたのと、どうせなら斜里町から知床を回って羅臼に降りるルートの方が楽しいなぁと思ったのだが、やはり根北峠を走ってみたい!と思い、予定のルートを走ることにした。

途中、これに目が止まった。

ああああ、こういうの大好物ヽ(=´▽`=)ノ

第一幾品川橋梁(越川橋梁)

これは随分前に根北峠で見られるのを知っていたのだが、今旅ではすっかり忘れていた。走っていれば目に付く位置にあるので気付けた。

 

ほうほう

 

うん、太陽に照らされてほんと暑かった(;´Д`)

でもその暑さが心地よい。

 

すげぇ…これ昭和14年頃に作られたものなのだが、間近で見られて感動。80年前にこんなもん作ってたんだなぁ。すげーよ。

 

あいかさんにもしっかり見せてあげた。

 

うん、すごい。言葉にならんほど圧倒的だ。

 

ちょっと木陰に入って休憩。

秋~冬ならもっと遠くまで見渡せるかもしれない。このあたりは冬が早く春が遅いので、いい時期に来ることが出来るか解らないが、また訪れてみたいな。

 

そしてしばし走り、念願の根北峠に着いた!

ん?(;´Д`)

あれ、もっと広くてトイレなんかもあったような気がしてたんだが…アレ?何コレ…

塩狩峠と勘違いしていたかもしれない…ライブカメラを見ると何もない場所だった(;´Д`)

 

これなら知床まわった方が楽しかったんじゃね?・・(;´Д`)

あとちょっと早すぎねーか…この段階で9:15分。根北峠から野付まで40キロくらいなんだよな・・あと一時間くらいで着いてしまう(;´Д`)

そんなに飛ばしてないのになぁ…寄り道も結構あったし…うーん…

 

「パパ~知床回ったほうが良くなかった?」

今更だねぇ(;´Д`)

ま・・まぁのんびりと走りながら考えよう。

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