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姫ちゃんのダッフルコート

今週末こそ姫ちゃんと雪を見に行こうと、暖かいダッフルコートを作ってあげた。

そもそもはクリスマス用にワインレッドのコーデュロイを買ったんだけど、そのついでに白とか茶とかも買ってあって、あまりワインレッドで失敗すると生地が足りなくなると困るのでってことでミルキーホワイトで試作したもの。ワインレッドは追加で注文した。ついでにベビーピンクも。ネイビーも欲しくなったので、またそのうち注文する。薄手のコーデュロイはスカートにも使い勝手が良いので、いくら有っても困らない。

 

今回は新しいドールハウスもお披露目。クリスマスの飾り付けをどうしようか迷っていたとき、どうせなら久しぶりにドールハウスごと作っちまえと。あまり大きくは無いんだけど、写真を撮ってみたらいい雰囲気で撮れるようなので作って良かった(*´ω`*)

 

今年のコートはフード付きで総裏地にした。襟無しは昨年作ったんだけど、フード有りは初めてかもしれない。コーデによるのでどちらが良いかは気分次第では有る。フードを後付にするって手も有るんだけど、今回はフードも含めて総裏地ができるのか試したかった。あと当然だけど中に1枚着るので余裕を持った作りが必要だけど、カーディガンと違ってダボダボが可愛い訳じゃない。

 

ちなみにマフラー仕様。これはこれで可愛いな(*´ω`*)

 

前の部分の…なんて呼ぶのか知らないが、これは後付。ゴムでフード後ろに留めるので、マフラーのときは外す。

 

ドールハウスは改めて写真を撮ろうと思っているけど、床と壁はMDF材。ダイソーで100円のは小さいので繋げて少し大きくしてる。床と壁は木製スティック。アイスの棒みたいなのがたくさん入ってダイソーに売ってる。これを貼って水性ステインでアンティークに仕上げている。白壁の部分は以前使っていた壁材を剥がしたもの。左壁に棚らしきものが有るのは壁材が足りず苦肉の策だったのだけど、かえって味が出たと思う。

 

苦肉の策の前で。
殺風景なので写真的なものを印刷して貼ったり、ミニカレンダー作ったりとか考えている。暫くはこのドールハウスで撮影するので楽しもうと思う。L字だけなので片すのも簡単。正月は簡易的にでも和室を作りたい。

 

総裏地ってどうしてもゴワつくので、それをどう処理していくかが今回のテーマだった。当然だが中に1枚着るのだから余計にゴワつく。腕を曲げても生地がそれを押し退けるような突っ張り感を無くすには、裏地に薄手のニットを使うのがベストだと思う。ローンやシーチングは裏地表地で微妙に大きさを変えないとぴったりと合わないし、そういう意味でもニットは伸びるので合わせやすい。ただ今回はシーチングにしてる。何故かと言うと買ってしまったから(;´Д`)

でも裏地をシーチングにしたがゆえの苦労が有り良い経験になった。結果的にはとある工夫をしてゴワつきや突っ張り感を抑えた。目からうろこなアイデアではないが、ここでは書かない。裏地付きの服を作っていれば気になる点だし、それを解消しようと苦労したことは一度や二度じゃないと思うので、あえて書かなくてもいいだろうと。ただ、やはりニットが楽なので、濃い色を表地にするときは濃い色のニットを裏地にしようと思う。端を縫うとき裏地が白だと糸が目立つしね。

このサイズで裏地付きはボリューム過多になるし面倒だし形は崩れるしと利点はあまりない。色移り防止にはなるけど、そもそもそういう生地を使わなきゃいい。あとは端が裏になるので綺麗に見えるくらいかな。つまるとこ、裏地有りにしてゴワついて服に着られているような不格好な服を作るくらいなら裏地は無くす。だってカーティガンには裏地無いしね。まあ付けてもいいが、せっかくのゆったり感が失われる。冬コートは逆に冬コートゆえの厚み~着ぶくれ感を出す為に裏地が有効だと思った。例えば袖の部分。1枚では出せない厚みが冬のコートらしく見える。

色々な作り方が有ると思うし、どれが正解かは解らないけど、コートでも春なら厚みを嫌うから裏地を付けない、というように作り方のそれぞれは手法であって計画的な方法ではないのだと思う。裏地が無いなら袖は細身にできるので、タイトなシルエットのコートが作れる。そうやってシチュエーションを考えたりしつつ作るのがハンドメイドの醍醐味だと思う。

だって、完成させることが目的ではなく、着て貰うことが目的なのだから。

 

おしまい。

 

 

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