ヒートプレスによる靴型の作成 その後
薄手の合皮の靴先を綺麗な曲線にするための靴型をヒートプレスで作成した記事を書いたけど、その時の方法では形状が安定しなかったり、大きめの塩ビ板(アクリル板だと思っていたが塩ビだった)が必要だったりで、コスト的にも精神的にも宜しくなかった。
より気軽に量産するにはどうすれば良いのかと考えた結果、オス型とメス型を作ることにした。
黒いのが樹脂粘土、半透明のものがホットボンド、灰色のが奥に置いてある金属用エポキシパテだ。
横の木の棒の先に靴型を貼り付けてあるが、3つともそれでメス型を作った。
ホットボンド製はヒートプレスの熱で表面が少し溶けるが、数個なら問題無い。樹脂粘土製は綺麗に抜けるのだけど、エポキシパテより安定感が無かった。
ということで、エポキシパテで作ったメス型が俺的には最良だ。
上の写真に写っている火先の長い着火ライターで塩ビ板を炙り、適度な柔らかさになったら押しこむ。
するとこんな感じで抜ける。これはちょっと失敗しており、折りたたまれて押し込まれた部分がある。こうならない温度-柔らかさが必要。
オス型の方を抜くとこうなる。
余計な部分をカットして完成
塩ビ板だけど、買わなくても、例えば電気店などで売っているマウスは、厚紙の下地にマウス型の透明なカバーが付いていたりするが、あれが使える。百均のハサミなんかもそんな感じだが、あれも使える。
問題は炙り方で、トロトロになるまで溶かすと、伸びすぎて薄くなってしまい使えない。炙りが足りないと上手く型で伸びてくれず、途中で折りたたまれたりしちまう。
まぁ材料は廃品だったり買っても安いので、三個のうち一個成功すりゃ御の字じゃないだろうか(。-ω-)
これで型は1分も掛からず作れるようになったヽ(=´▽`=)ノ
で、次に靴底。
樹脂粘土で毎回、手なりで作っていたが、これも結構大変というか、硬化するまで24時間ほど放置しなくてはならず、その間作業が止まってしまう為、これも量産出来るようにした。
バルサ材で靴底の型を削りだし、サランラップを巻いてホットボンドを塗りたくる(゜Д゜)
ホットボンドは数分で硬化するので、型を抜いて出来上がり。
後はここに樹脂粘土を埋めて抜く。
1分も掛からずに一個作れる。後は乾かすだけ。
形状がいびつではあるけど、樹脂粘土は乾いた後に削ったりカットしたりも簡単だし、指を濡らして撫で付けると表面が少し溶けて滑らかになる。
各色たくさんつくって硬化させておけば、使いたいときにすぐ使える。
とまぁ、ドールの無い投稿になってしまったがご勘弁(。-ω-)
おまけってことじゃないけど、余った樹脂粘土でソフトクリームを作ってみた。
ミニチュアはよく見かけるのだけど、塗装ではなくリアルと同じようにコーンとクリームを分けて作れるのでちょっとリアル。
コーンの方をもうちょっとリアルに出来るように、ワッフル型を逆に(ラインが浮き出るように)出来る型をそのうち作ってみよう(。-ω-)
ってことで、ドール写真無しでおしまい(。-ω-)
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