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夏の道東思い出めぐりの車中泊旅 (8)

食事は散策の後にすることにし、いつもと同じ散策路へと入った。

意外と歩きで散策する人が多く、前後を調整しながらあいかさんを出せるようにした。後ろから来る人は抜かさせ、容易には追いつけない距離を保つ。かつ、前の人には追いつかないようにする。そうすると戻ってくる人だけ注意すれば、あいかさんを出しておける。カメラの上にちょこんと座っているので手で隠せるしね。後ろからいきなり来られるのが厳しい(;´Д`)

 

ほうほう(・ω・)

 

豆っぽいのを見つけた。この状態はまだ種には成ってないぽいので、見るだけにした。

 

草が生い茂っていて、それでなくとも細い道が余計に窮屈に感じた。すれ違うときはどちらかが草むらに入って避けるのだが、結構たいへん。秋ならスパッツを履いてたろうけど、この日は足を出していたので、草に触れて少しくすぐったい(;´Д`)

 

トラクターバス。乗ったことは無いのだが、一度くらい乗ってみてもいいかもしれない。

 

過ぎ去っていくトラクターバス。

 

気温は高いのだけど、いい感じに風が吹いているので気持ちいい。

 

豆っぽいやつの花。

 

そう、以前もここで撮影していて、パソコンの壁紙になっている。旅をするとスライドショーが増えていく。

ここで写真が撮れてよかった。

 

ネイチャーセンターがあんなに遠い。随分と歩いてきたなぁ。

 

ちょうど枯れて落ちていた豆があったので開いてみた。思ったより小さくて拍子抜けしたのだが、これが弾けて増えていくんだろうな。

 

どうしても気になるこの花。色が本当に綺麗。

 

トラクターバスの終点が近づいてきた。

 

到着ヽ(=´▽`=)ノ

誰も居なさそうに見えるが、そういうタイミングで撮っただけでバス待ちの人や休憩してる人など十数人でごった返していた。さすが連休だなぁ。

 

空がもっと青ければね(;´Д`)

 

ここから先はこういった木道が敷かれているので、この上を歩くのがルール。これもまた狭いので、すれ違うときは止まって避ける。

 

満潮時には一面水面になり、水の上を歩いているかのようになるらしい。

 

今回は人が多く、出来るだけ写り込まないように撮っているため、あまりいい写真が無いが、ず~っと歩いてくると木道が無くなる。

 

遠くに見える桟橋がゴール!

右下に石垣が見えるが、これが切れた位置からは下に降りて歩かなくてはいけない。

 

こんな状況なので、少し歩き難い。あと、中央の枯れ草のあるあたりは濡れていてズボッとハマる箇所が有るので、水際を歩いた方がいい。ただ、ここまで歩いてくるような人って経験では少なく、石垣のとこで諦めてUターンする人が多い。実際に俺の前の人数組はUターンしてきた。故に、俺の前には人が居ないので、独り占めだ!と思うのは甘い考えでして…

誰かが行けることを証明してしまうと、必ず着いてくる人が居るもので…さっきUターンした人も戻ってきてしまった(;´Д`)

 

 

とりあえず無事桟橋に到着。結構揺れるので、不安定な場所が苦手な人は渡れないかもしれない。

 

一番最初にココに来たときはどういった場所なのか解らず、人畜未踏の地にたどり着いた!などと喜んでいたのだが、実は観光船の桟橋で、ちょうど船が着いて続々と人が降りてきたというヲチがついた。そんなこともあって今回はゆっくりしたかったのだが、Uターンしてきた若い男性がガンガン迫ってきたので、数分で退散となってしまった(;´Д`)

 

まあ天気も悪いし風も強いのでと諦めた。

 

ただ、ここは桟橋だけではなく砂嘴を感じることが出来る場所が有るので、追い迫る男性をかわし、浜辺の方へ向かった。

判るかなぁ(ΦωΦ)

左右から波が土砂を運び、少しづつ蓄積させていくことで出来る地形を砂嘴と呼ぶ。初日に訪れたサロマ湖も砂嘴だ。ただ、サロマ湖は閉じているのが本来の形なので、砂州とも呼べるらしい。

 

地面はこんな感じで貝殻がたくさん落ちている。

 

水の中にも貝殻がいっぱい。

 

あいかさんにも水面を見せてあげた。

ここでもっと撮りたかったのだが、例の男性が桟橋を見終えて、こちらにズンズンと迫ってきてしまった。なぜあんなに早足で見て回る必要が有るのか解らない(;´Д`)

 

とりあえず先端まで行って戻ることにした。

 

これ動画も撮ったんだけど、海面ギリギリで撮るのって楽しい(・ω・)

 

件の男性以外にも来れることが分かった人たちが続々となだれ込んできた。まあ俺だけの場所じゃないし、良いシチュエーションだしね。写真は大型犬二匹を連れて散歩にきたご夫婦と思わしきお二人。砂嘴の先端を背景にワンコの写真を撮っていたので、場所を譲ろうと過ぎたとこ。

なのに、件の男性が例の早足で撮影している先へズンズンズンズン進んでいく(;´Д`)

ま・・まぁ仕方ないやね(;´Д`)

 

戻るときにさっき歩いた砂嘴のとこを撮った。いいシチュエーションなんだよね。女性に立ってもらい、こちらから望遠で撮ればいい写真が撮れそう。

結局、木道の先は誰も来ないだろうから、あいかさんの写真をいっぱい撮ろう作戦はあえなく撃沈となった。

 

戻ってきた(・ω・)

 

人も多いし、さあかえろかえろ(;´Д`)

 

ちょっと面白いので読んでみてほしい(・ω・)

 

その後ネイチャーセンターに戻り、そろそろ空いているだろうかと思ったのだが、そんなことは全くなく、来たときより増えていた(;´Д`)

「ゴメン・・今日のランチも夕飯もコンビニ飯だわ・・」

「うん・・あいか知ってた・・・」

(;´Д`)

とりあえずまだお腹は空いてないし、ネイチャーセンターを少し過ぎた先にある海岸へ出てみることにした。

ゴメン(;´Д`)

 

(*´∀`*)

ここも入り口を塞ぐように停められるので人目に付き難い海岸。割と穴場だったりする。しばし二人っきりの時間を楽しみ、まだ行ったことのない野付崎灯台へ行くことにした。

 

手前に駐車場があり、ここから先は関係者以外の車両侵入不可なので歩いていく。

 

すぐ横にエゾシカがいた(゜д゜)

まあぶっちゃけ普段から見てるのであまり珍しくは無いのだが、海岸で見ることは少ないので、あいかさんと二人「鹿さーん!」と呼んだ。割とこっち向いてくれるんだよな(・ω・)

 

おおお、小さいがちゃんと灯台だ。

 

ミニマムだがちゃんと灯台。

 

ご・・ごめん(;´Д`)

 

なるほど(;´Д`)

 

灯台の横には海を望むお地蔵様が鎮座されていた。海の安全を願っているのか、遠く国後の返還を祈っているのか解らないが、綺麗に思えた。

 

灯台って絵になるよねぇ。

このとき俺1人だったので自由に撮れたのだが、ほどなくまた早足の若い男性(さっきとは違う人)が来て、スマフォを構えて灯台の写真を撮り始めた。俺はもう終えていたので道路から眺めていたのだが、後から来たカップル等を「チッ・・邪魔クセェなぁ」って感じの顔つきで避けるのを待ってはスマフォのシャッターを切っていた。動きが機敏過ぎるのも砂嘴の男性と似ていて少し面白かったが、何を楽しみに男性1人でこんなとこに来てるのだろう。

いや俺もか(;´Д`)

いやいや、俺はあいかさんとふたり旅だ!

 

灯台よりも先には漁業関係者の施設類しか無く、一般人には縁のない場所なのだが、かえって人目につかないだろうしと少し進んでみることにした。

これであいかさんを出して散歩出来るだろう…

と思ったら…

灯台の男性が走ってきた(;´Д`)

え?え?って感じで焦った。そして俺を追い越し、走り去っていった。あれ水も持たないで大丈夫なんだろうか。結局戻って来なかったので、突端を目指したのかもしれない。

 

しばらく歩くと野付半島観察舎なる建物が現れた。主に野鳥を観察する小屋らしい。鍵は掛かっていないし利用を制限する注意書きも無かったので入ってみた。

 

おおお・・・綺麗だ。

壁に扉のようなものが見えるが、これを開けると沼地が見えて、そこに来る野鳥を観察する小屋らしい。

 

とりさんが泳いでいた🐤

 

あいかさんご機嫌のようだ。

 

影になっているからか涼しく快適な小屋の中で存分に遊んだ。

 

さて、帰ろうかと外に出て、何気なく看板をもう一度見た。

(;´Д`)!?

ちょ待て、警戒システムってなんだ(;´Д`)

小屋の中を覗いてみると、確かにカメラがあった・・

ま・・まぁほら、何かあったときくらいしか録画されないだろうし、されたとしても上書きされるだろうから大丈夫だろう・・たぶん。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

そんなこんなで小屋を後にした。

帰り道の灯台。写真には写っていないが、恋人同士だと思わしき二人がお地蔵様の方へ歩いていった。

望むは二人の明るき未来か、はたまた家族の健康か、その笑顔に幸あれ。

 

おまけ。

歩いていたらいきなり音楽が流れ出した。おそらく15:00に鳴るのだろう(・ω・)

 

その後、ネイチャーセンターまで戻ってみたが、やはり混雑は変わらず、寄らずに通り過ぎることにした。あとは宿泊地である尾岱沼道の駅に向かい、最後の夜を迎える。

珍しく道の駅の売店が開いているうちに来れたので初めて中を見たのだが、レストランも有った。ただ、14:00オーダーストップとのことなので、どのみち食えなかったが。

 

風が無いせいか異様な暑さだったが、今回は扇風機を二台用意したので涼しく過ごせた。これ、タイマーが無いんだけど充電式としては大きめでパワフル。

 

そうそう、おだいとう道の駅と言えばアレ

別海讃歌の流れるトイレ。これ夜中も流れてるんだぜ・・・

トイレと言えば、夜中にトイレに起きたとき、外の寒さとうってかわり暖かいトイレがオアシスのように思えてしまう。あとなぜか病院のトイレを思い出す。おそらく消灯後の暗い廊下を歩き、明るいトイレに入った感じと似てるのだろう。長く入院していたことを思い出す瞬間だ。

たかがトイレになぜここまで色々な思いにふけるのか俺にもよく解らないのだが、このトイレが有るからココで泊まりたくなるのは間違いない。あとバランスかな。

基本的に横一列にしか停められないので、干渉が少ないのだ。ここに泊まるのは三度目だが、ホームグラウンド的な安心感が有る。別海~標津はいいところか?と聞かれると、朝の海岸線はとても気持ちいいけど、積丹~瀬棚や様似~広尾の海岸線と比べると物足りないし、ここで遊ぶなら少し足を伸ばして羅臼や斜里に行ったほうが賑やかだし感動する景色も多い。

 

だけど俺はココがとても好き。心惹かれるような何かが無いからこそ、狭い車内で静かで長い夜を楽しめる。

さて明日は最終日。

もう泊まれないという寂しさと、二日間目一杯運転して散策した疲れとが入り混じり、ほんの少しの不安を感じながら眠りについた。

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