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夏の道東思い出めぐりの車中泊旅 (3)

おんねゆ温泉で小腹を満たしたパパとあいかさん、遠軽町と北見市の間を走る国道103号線を通り、サロマ湖へと向かった。

途中961号線へ入り、昨年泊まった道の駅の手前へ抜けて、サロマ湖畔を走ってワッカ原生花園へ向かう。

103号線をそのまま走った方が近いのだが、早くサロマ湖を見たかったのと、湖畔を走るのは気持ちが良いのであえて遠回りをすることにした。

 

そして出発から9時間弱、11:30頃にサロマ湖畔に着いた!

が・・

(;´Д`)

ご覧の通りの悪天候。

 

まあ走ってる最中にサロマ湖へ近づくにつれて霧が濃くなり、あーこれは駄目だなと解ってはいた。ただ、時折顔を出す太陽に期待を込めて、まずは常呂町市街へ向かった。

ガソリンの補給。まだまだ残ってはいるのだが、田舎はガソリンスタンドが少ない上に閉店も早いので、目的地に到着した際に入れるようにしてる。また、これも前回で凝りたのだが、夕飯を食べようにも道の駅近辺にはお店が無く、有る場所へ走ろうにも遠い。前回は道の駅で唯一買えた豚まんと菓子類で凌いだが、今回は途中のコンビニでパンや惣菜等を買い込んで原生花園に乗り込むことにした。

 

そして来た道を戻り、昨年レンタル自転車で爆走したワッカ原生花園を目指した。

原生花園も霧だった。

 

まぁ仕方ない…天気に期待するのは諦めて楽しもうと先ずはセンター内でトイレを済ませ、周囲を軽く散歩した。

ハマナスの実が熟す前は何かの生物っぽくて気持ち悪い(;´Д`)

 

花はとっても綺麗なんだけどねぇ。

 

そして今年もこいつを借りることにした。

あいかさんがちらっと見えているが、こんな感じで走ればあいかさんも前を見ることができ、かつすれ違う人には認識されないだろうという計画だ。

 

「でも出るけどねっ」

(;´Д`)

まあ人が居ないときは外に出してあげた。最初は歩きで散策しようかと考えていたのだが、あいかさんが自転車を楽しみにしていたし、目的の第二湖口の橋までは片道3.5km有るので、散策しつつ歩くと往復で3~4時間は掛かりそう(人間はゆっくり歩いて時速3kmくらい)

掛かっても構いはしないが、天候がこうだし雨でも降られると厄介だしね。

 

 

(;´Д`)アハハ

ま・・まぁ天候が悪くてもこうして楽しめるのがパパとあいかさんの良いところ。

 

竜宮街道は片側が湖、片側が海という道。湖側は遠くて出られないのだが、海側には出られるルートが幾つか有り、その一つから海岸へ出てみた。霧掛かってはいるが天気自体は悪くないので海の色はとっても綺麗。

 

海岸へのルートは誰でも気軽に入れるのでひっきりなしに人が来たが、濃い霧が俺とあいかさんを隠してくれる嬉しい効果があった。それでも少し海岸を歩き、人目につかないようにし、あいかさんと遊んだ。実はここへ来る前にスニーカーが脱げてしまい、探しにいったん戻った一幕もあったのだが(;´Д`)

幸いすぐに見つかったのと、もし見つからなくとも2足の予備を用意してきている。いつもはソックスを履いてスニーカーなので脱げないのだが、今回は裸足になるのが確定していたのでソックスは持ってきていない(;´Д`)

紐できつく出来るスニーカーも持ってきていたので、以後はそれを履いてもらうことにした。

 

凝りずに波ギリギリまで寄って撮るパパ(;´Д`)

 

海岸に生えている植物ってちょっと怖い感じのものが多いなぁ(;´Д`)

 

もちろん綺麗な花も多い。今回はEOS RP+RF35mmをメインに、風景用にD5600+超広角、予備にPEN+超広角という装備で来たのだが、RF35mmはさすがというか、ハーフマクロでは有るがかなり寄れるので、こんな写真が手持ちで気楽に撮れてしまう。

 

などと植物を眺めたりしながら自転車をのんびりと走らせた。

 

そして遠くに見えてくるアレ。

第二湖口に掛かる橋。

 

霞んで見えねーよ(;´Д`)

 

昨年の写真

昨年は晴れていてよく見えた。

 

水がとっても綺麗なのはわかるのだが、とにかく霧が濃い。

 

 

昨年に引き続き工事をされていたので、情緒も何もあったもんじゃないが、観光スポットって訳じゃないので仕方ない。竜宮街道は元々海と繋がってはおらず、今よりも花がたくさん咲き乱れていて綺麗だったらしい。

 

「100年前は湖口がなく、常呂から湧別までつながっていて、網走から紋別へ向かうメインの道路だったそうです。しかし”山賊がいたと親父から聞いてるぞ!”と教えてくれたお年寄りが何人もいました。その頃は春の融雪期に毎年水が溢れ出し、農地を水浸しにすることから、開拓民により砂嘴(さし)に水路が築かれ、海と繋がります。湖に海水が入るようになると、海産物が豊富にとれるようになり、現在ではホタテやカキの養殖が盛んに行われています」※一部抜粋

 

今回散策したのは第二湖口までの短い距離だが、左上の第一湖口迄は約14kmあり、徒歩ならば行けなくもないらしい(第一湖口には橋が掛かっていない)

いつかあいかさんと二人、到達してみたい。ドールでたどり着いた子は居ないだろうしね。

橋の上は人の往来が多く、あいかさんは出していたがカメラの上に座らせて手でカバーしつつ、二人でしばし景色を眺めた。この「二人で景色を眺める」というのが本当に素晴らしい時間なのだ。

前回は橋の向こうにあるワッカの水という場所まで行ったのだが、今回は橋の上でUターンし、自転車を返却して徒歩による散策に切り替えた。

 

ネイチャーセンターの裏手に遊歩道が整備されていて入り江になった部分を散策出来るのだ。相変わらずの霧なのだが、潮の香りが心地良かった。

 

地面には貝殻がびっしりと落ちていた。踏みつけるとジャリッ、ジャリッっと音がしてちょっと楽しい。

 

あいかさんちょこん。

ココを歩いてきたのではなく、向こうの岸川を歩いてココに来た。普通は逆らしいが、まぁそれはソレ。

 

ネイチャセンター遠景。

 

最初に貼るべきだったが、帰りに撮影したので(;´Д`)

昨年の秋に訪れたときよりも人が多く、二人乗り自転車に乗るカップルもたくさん居たが、汗だくになるわ若い人にはつまらないであろう単調な景色など、楽しめただろうか。まぁ若い人は二人で居られればそれでいいのだろう。俺とあいかさんもまぁそんな感じだしね(。-ω-)

 

最後に夕顔を見つけ、これを眺めてワッカ原生花園の散策を最後とした。タイムスタンプを見ると12時~14時で、俺としては短い散策時間だった。この後にサロマ湖展望台へも行きたかったし、キムアネップ岬も訪れてみたかったので、少し焦りもあったのだろうと思う。あと人が多すぎなのは良いとしてもノーマスクが多すぎた。マスク警察ではないが、さすがにちょっと嫌だった。

 

なんであれ、昨年の秋よりも楽しめた気がするワッカ原生花園の散策だった。昨年は9月後半ということもあって日暮れが早く、少し物悲しい雰囲気に押され気味だったのも有るのだろう。最終日だったしね。

車へ戻り、カーテンをして身体を濡れタオルで拭いてすっきりさせ、サロマ湖展望台へ向かった。

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