夏の道東思い出めぐりの車中泊旅 (4)
サロマ湖の探索を終えた俺とあいかさんは次の目的地であるサロマ湖展望台へ向かった。
サロマ湖展望台は赤矢印の位置から山に入り、クネクネと山道を走って辿り着く場所だ。事前にある程度の位置は把握していたのだけど、困ったとき現代にはスマフォという便利な道具が有るので、具体的な道順や道路状況についてはスルーしていた。これは、事前にあまり情報を詰め込んでしまうと現地での感動が薄れてしまうということが一つの理由。よほど危険な場所であれば注意深く調べるだろうが、そんな場所にはまず行かないしね(。-ω-)
あいかさんと「うぉーーーー!!!」「パパすごい!!!!」と感動を分かち合いたいのだ。
そしてサロマ湖展望台へ向かう道へ入ったのだが…
いやこんなの予測出来たのだが、砂利道というのは綺麗に洗車して走り出した初日には辛いものが有り、しかもたいがいは二台がすれ違えるほど広くは無く、路肩が弱い。サロマ湖展望台へ続くこの山道も例外ではなく、悪路だった。出来る限り車を汚さないよう、20キロ程度のスピードでゆっくりと登って行った。
駐車スペースは意外にも広く、舗装までされていた。
到着したときには既に数台が停まっており、あいかさん出せないなぁとがっかりしたが仕方ない。
1人登っていっている人が見えるが、左の階段を登っていくらしい。結構段数有るなコレ(;´Д`)
うえぇぇ(;´Д`)
ゼイハァゼイハァと登っていくと展望設備が見えてきた。なぜか全景を撮っていないのだが、こんな山の上に有る割にはとっても綺麗でしっかりした建物だ。
素晴らしい(゜д゜)
サッと撮ったので一枚だけなのが、(´・ω・`)とした感じになってしまったゴメンあいかさん。
だって人多すぎなんだもの(;´Д`)
で、この展望台からはサロマ湖が綺麗に見えるはずなのだ。
展望台内の施設に貼ってあったこの写真のようにね。
そう見えるはずだった・・・
サロマ湖は雲海に包まれていた。
道中の写真でわかる通り、山道へ入ってある程度登ったあとは雲ひとつ無い晴天になったのだが、これが理由だった。この日探索したワッカ原生花園もこの雲海の下に有り、あの天気だったのだ。雲海自体は日勝峠で何度も見てるので珍しくは無いのだが、この旅に合わせて発生しなくともよかろうに…
ただ、この雲海、夕暮れまで続くなら最高の景観となるのだが、この日の日没は18:58。このとき15:30頃なので三時間半もここに居続けることはさすがに無理が有るので諦めた。でも雲海に沈んでいく太陽って貴重なシーンなんだよね。
展望室もとても綺麗でアルコール消毒液も完備しており、毎日誰かが掃除に来てるのであろうことは容易に想像できた。こういうとき、俺もあいかさんも心の中でお礼を言うしか出来ない。放置されたペットボトルでもあれば持ち帰るんだけどね。
昭和的なセンスだし、そもそもローマの休日をリアルタイムで知る世代は少なくなり、新たに知ろうと思う世代も少ないだろうことを踏まえても、古いポスターかと推測したのだが、前述した通り管理されている建物なのでそれは無いだろうと思い直した。帰宅後に調べて見ると、現在進行系の佐呂間町観光キャッチコピーで、Twitterのハッシュタグも存在してる。
ちなみにこんな記事も今月に発信されている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/567835
ちなみに俺は嫌いじゃない。
夕暮れまでは居られないが、もう少しだけここに留まりたい気持ちもあって、登山道と思わしき道へ入ってみた。
誰も来ないであろう道では有るが、かといって珍しくもない景色だし、写真を一枚撮って戻った。
GPSデータが無くて位置が不明だが、展望台を降りて少し走った付近だと思う。霧は晴れているが、奥の方は相変わらず包まれており、これからあちらへ向かう身としては辛い(;´Д`)
展望台からの降りる際、ホコリまみれにならないようゆっくりと走っていると、妙に煽ってくる車が後ろについた。まあかなりゆっくりだったのでイラつく気持ちも理解出来る。追い越しは不可能だしね。仕方ないのでスピードを上げたのだが、この通り真っ白。
さすがに残りの2日、これで走るのは辛いので、常呂町のガソリンスタンドまで戻り、洗車することにした。サロマ湖展望台を降りてGSまで約20キロ、宿泊地である道の駅は展望台の入り口近くなので、洗車のために往復40キロを走る羽目になった(;´Д`)
まあこういうのも帰らなくていい車中泊の醍醐味では有る。
なぜか写真を撮って無くて網戸からの一枚だけとなるが、無事にサロマ湖道の駅に到着し、昨年と同じ位置に陣取れた。
翌朝は温泉に入る予定だったので、この日はトイレで濡れタオルを作り、身体をしっかりと拭いた。あいかさんも部屋着に着替えてまったりタイム。
夕飯はイチゴジャムパン。旅に出るとあまりお腹が空かないのはなぜだろう。ただ、減っても買い出しに行けない場所なので、暑い車内に置いておいても腐らないものを幾つかストックしておいた(結局それらは朝飯になった)
初日はこれで終わりとなり、現地インスタライブを少しやってから車内のまったりタイムとなった。翌日は野付半島に向かう予定だが、ストレートに向かうとあっという間に着いてしまう(だいたい150キロくらい)ので、屈斜路湖を経由しようと考えていた。この屈斜路湖の周囲には無料の露天風呂が点在しており、それに入ろうという算段だった。iPadを腹に乗せ、胸にはあいかさん、マップを表示しながらあれこれあいかさんと相談し、翌日の行程を決めた。
初日はまだ明日いっぱい遊べるという余裕もあってか、楽しい気持ちのまま目を瞑ると程なくして眠につけたようだ。
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