チョーカーを作ってみた

仕事のあとで服を作るほど気力はなく、でも少し手を動かしたかったのでチョーカーを作ってみた。

革紐はスェード生地をビーズが入る程度の太さで細切りしたもの。これ以上細くするとく強度が無くなっちまう。

これまで作ったネックレスを色々と並べてみた。基本的にチェーンにトップを付ける程度の簡単なものばかり。ネックレスは、それを主張する理由が無い限り影のアクセントと考えているので、こういう小さいものというか、リアルなサイズを好むかな。手製じゃないけどトップの大きいネックレスも持っていて、例えばゴシック系の衣装だとそういうのも似合う。ドール界隈だと市販ビーズを繋げたネックレスなんかを見かけるんだけど、あれ難しいよね。ビーズやピンのクオリティも重要だし、丸カンをきれいに作る技術も必要。百均がだめとは言わないけど、売り物だとちゃんとしたパーツ屋で質の良いもん買わないとだし意外と材料費も食うんじゃないだろうか。

インスタやっていると海外作家さんの作品に触れる機会が多い。俺なんかじゃ手も足も出ないほど素晴らしい作品を作ってらっしゃる方が大勢いる。かつ、ドール趣味って事もあってか日本贔屓の方も多く、気楽にメッセージ頂けたりする。そういう方々って、とにかくハンドメイドが好きなんだろうなぁって感じるんだ。俺もそう有りたいし、そう有るべきだと思っている。だって、ハンドメイドをしてる私を見て！じゃなく、ハンドメイドした作品を見て！が正しい在り方だと思うから。

海外の方は自分を作家とかアーティストって紹介してることが多く、それに恥じない作品を作ってる。俺はそんな烏滸がましい呼称を使える腕はないのだけど、職人で在りたいと思ってる。これがウケるだろうとか今はこれが流行りとかではなく、自分が求めるものを納得のいくまで作り続ける職人でいたい。それがいつか人の目に偶然止まり、何かを感じて貰えたら嬉しいね。

おしまい。