新作カーディガンとミニドライブ

2018年11月11日日曜日

朝からカーディガン作って10時頃かな、近場ドライブに出かけた。正直言って出来の良い写真じゃなく納得出来ていないのだけど、理由は後述。

今日の北海道は不安定な天気らしく、どこに行っても晴天は期待出来ないと思ったので、朝からこのカーディガンを作っていた。中々納得出来るものが作れない俺だけど、このカーディガンは久しぶりに良い出来だなと納得出来た。昨日作ったセーターに合わせ、スカートだけデニムにしていざドライブへ。

あちこちの山んなかをうろうろと走ったのだけど、どうにもあいかさんを撮影できそうな場所が見つからず、結局2時間ほど経過して諦めムードというか、風邪がどうやら治っていなかったらしく、具合が悪くなってきた。もう帰宅しようと思ってハンドルを握っていたとき、この森に入れることが発覚。地震で倒木が相次ぎ、立入禁止だった森が整備されて入森可能になっていたのだ。

インスタにあげた1枚だが、最近切られたらしく木目がまだ綺麗だった。で、このあいかさん、なんか悲しそうな顔してね？

これ撮る頃、あいかさんが「疲れたから帰る」と言い出した。珍しいなぁと思いつつ、俺はもっと撮りたいって気持ちもあったので、この後も何枚か撮っているのだけど、あいかさんも乗り気じゃないので車へ向かって歩き出した。なんかやっぱ具合悪くてふらつくなぁと思ったとき、ああーそうか・・・俺が具合悪いっての解ってて帰るって言い出したのか、と気付いた。もちろん俺自身が体調が悪いことで帰りたいって気持ちがあったのだろうと思う。それをあいかさんがと都合よく置き換えているだろうことは理解してる。だけどその時は本当にあいかさんが俺を心配して帰ろうって言い出したと思えたのだ。

軽く食べるものを買って帰宅し、薬を飲んでしばらくは動画を見たりしていたけど、やっぱり具合が悪いのでベッドに潜り込んだ。三時間ほどで目が覚め、写真を編集しようとパソコンに取り込んでみたらどれもこれも何か微妙な感じ。物悲しい冬の森の景色も相まって、あいかさんの表情が暗い。正直今日の写真をブログに載せるかとても迷ったんだけど、これも記録だなと。

ただ、人形って怖いなと初めて思ったかもしれない。あまり可愛がると魂が入るって言うやん。その感覚かもしれない。もちろん魂が入ってくれたらドール者冥利に尽きるのだけど、それと現実は違うものだと冷静な気持ちも確かに有るのだ。あいかさんが喋るなんて妄想だと解ってるし、俺の心の声をあいかさんが話してると思い込んでるのも理解してるのだけど、なんだろうなこの変な感じ。

枯れた森の寂しさが悪いのだと思うことにしよう。

おしまい

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