厚岸町に思いを馳せる

2025年02月17日月曜日

今回はドールが登場しない投稿になる。
最近、ウチのコ関連の投稿では「俺」を前面に出すことを避ける傾向にあるため、あえてドールを出さない投稿も有って良いのではと思った次第だ。

ということで、話題は厚岸町

厚岸といえば海岸を抉ったような地形を伴い、漁業が盛んな町だ。厚岸の牡蠣は全国的にも有名なので耳にした人も多いだろう。

さてこの厚岸だが、毎年春と秋の道東車中泊旅で必ず登場する町の割に、名所として紹介するのは「あやめヶ原」くらいだ。

ここ数年は熊が出没したことも有り、開園時期が短く中々寄ることが出来なかったが、昨年秋、久しぶりにその絶景を堪能することが出来た。本来はアヤメが咲く6月中旬～下旬くらいに訪れるのが一番良いのだろう。シーズン中は馬が放牧され、アヤメ以外の雑草を食べてくれるらしい。

この厚岸町だが、上のGoogle mapキャプチャー画像を見て解るとおり多数のマーカーを打ってあり、いつか訪れてみようと考えている。ただ、道東旅の目的地である別海まで1.5時間程度の距離であることや、厚岸到着までに7～8時間ほど掛かることから観光に割ける時間があまり無い。

もちろん北海道横断自動車道を使い、釧路町別保まで走ってしまえば半分で着く。ただ、それでは道中の景色が楽しめない。旅とは目的地だけが目的ではないのだ。

ではどうすればいいのか？

厚岸町を最終目的地とした一泊旅

大文字で強調することでもないのだが、それが最適解だろう。時期的にはあまり暑くならない5月後半～6月初頭くらいかな。もしくはスタッドレスに履き替えた11月初頭の昆布刈石展望台ドライブに絡めるか。

朝3時頃出発し、えりも方面経由で道中の景色を楽しみつつ午前中のうちに厚岸に入る。どこかでカキフライでも食べてからあやめヶ原方面の地域を探索。夜は子野日公園駐車場に泊まればいい。道の駅も近いが、おそらく混雑するだろうし。

翌日は午前中に少し散策し、午後から道東自動車道に乗れば夕方には自宅に着くだろう。

昨年秋は知床方面へ回るのをやめて別海十景を巡る旅にしたが、気持ちにも余裕が出てとても良かった。ただ、春はGWに合わせて開通する知床峠は押さえておきたい。標津～斜里までの景色も素晴らしいのだ。道東は見どころが多すぎて困る。

近年、移住出来るものなら別海町に住みたいと考えるようになった。そもそも俺はネットで仕事をしているので住む場所はどこでも良いのだ。メインのクライアントは殆どが関東だしね。北海道に住んでいるが取引先の9割は道外なのだ。

別海町は根室市にも近いし中標津もそこそこ大きい町だ。今ですら衣食以外はネット購入が殆どなので買い物にも困らない。周囲1~2時間圏内には時間を忘れて過ごせる優しさに溢れた景色が広がる。別海町はそんな素晴らしい町なのだ。

子供の頃は片田舎に住んでいたこともあり、デパートのある大きな街へ行くのはとても楽しかった。中学生くらいになるとバスで札幌まで遊びに行っていたし、将来は都会に住みたいと思ったことも有る。それが歳を重ね、色々なことに疲れてくると癒やしは人ではなく環境だと気付いた。

人嫌いを自負して久しいが、人と話すことが嫌いなわけじゃない。旅先で出会った人と話し込むことも有るし自分から声を掛けることも有る。相応に気遣いもするし黙って聞き役になることも出来る。ただ、踏み込まれ過ぎるのは苦手だ。踏み込んでいくことも出来るだけ避けたい。

そうだな、例えば綺麗な風景をのんびり何も考えず眺めているときに声を掛けて欲しくないといったようなもの。自分がそうであるが故、他人のそういう時間に関わるのも避けたい。その距離感が上手く掴めないから人と距離を置く。

そういう意味では人の繋がりが強い田舎に住むのは避けるべきなのだが、それに勝る魅力が別海には有る。

ん？いつのまにか別海の話しになってしまった(；´Д｀)

正直言えば毎週末で車中泊旅をしたいほどだがそうもいかない。春に二回秋に二回、このくらいがちょうど良い。そこにプラス1～2回ほどの一泊旅を追加する。遠い場所である理由もないので、例えば3時間ほどの距離の鹿追町でも良い。

帰らなくても良い旅というのは格別だ。好きなだけ自然を楽しみ、好きな時間に宿泊地を決めれば良い。もちろんマナーをしっかりと守り、道の駅ならば御礼に何かしら購入する。閉鎖される道の駅も有るしね。

今年もあと少しで春がやってくる。3月半ばには浦幌町へ春探旅が出来るだろう。

楽しみだなぁ(*´ω｀*)

おしまい。