秋探旅～秋の道東めぐり 7

2021年10月13日水曜日

クジラの見える丘公園を後にし、知床半島を南下した。

この廃屋が見えてくると知床半島を抜け標津に入る。

そして！

野付半島ヽ(=´▽`=)ﾉ

なぜここに戻ってきてしまうのか俺自身も良くは解っていないのだけど、砂嘴という特異な地形からくる異世界感が時間の流れまでを変えてしまうような部分に魅力が有るのだろうと思う。あと「帰ってきた」という感覚かな。

7月はイマイチだった天気もご覧の通りの秋晴れ。日差しは強いが涼しい風が多少強めに吹いていて身体に優しい。

海岸へ降りる道へ車を停め、いつもの突端へ向かった。

凪ならもっと綺麗に見えるのだけど、風が強い分、潮の香りが風に乗って鼻を刺激する。もうすぐこの「夏の潮の香り」が終わってしまうことへ一抹の寂しさを感じる。

駄目だから(；´Д｀)

我慢して下さい(；´Д｀)

ネイチャーセンターへ着いたのは11:20頃だった。観光バスも見えていたけど、7月よりは少ない感じ。時間も早いし、これならどうにか飯を食えるだろうかと期待して建物内へ入った。

期待どおり、というより誰も居なかったヽ(=´▽`=)ﾉ

しかも不透明のパーティションで区切られた上、4人テーブルも十字にパーティションを区切られていたので、あいかさんも出ることが出来たヽ(=´▽`=)ﾉ

注文したのはこの後の散策へのスタミナとなるよう、いつものジンギスカン定食だ！

が・・・

あいかさんが一緒の嬉しさと裏腹にジンギスカンの量がおかしい。ちゃんと撮れば良かったんだが、丸い皿じゃなく細長い皿で本当に少ない｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

ちなみに2018年

2019年

明らかに量を減らしてる｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

値段の割にボリュームがあって良かったんだけどな。他にも海鮮丼などお高い定食も有るんだが、野付半島＝ジンギスカン定食って感じだったので残念。

とはいえ腹は十分に満たされたので、軽く買い物をしてから散策開始！

夏とは景色が違っていて楽しみだヽ(=´▽`=)ﾉ

レッツゴーヽ(=´▽`=)ﾉ

ちなみに売店でブレスレットを買った。以前もタイガーアイのをしていたのだが、2度切れてしまい散り散りになってしまった。タイガーアイは金運と仕事運の石(・ω・)

遊歩道の両脇には背の高いススキが風に揺れていた。

ススキをこんなにも綺麗だと思ったのは初めてかもしれない。

いや～秋っぽくていいなぁ。

どうにかススキと並んでいい写真を撮りたいと頑張った一枚。あいかさん可愛いなぁ(*´∀｀*)

この遊歩道が10キロくらいあっても俺は歩くと思うわ。それくらい癒やされる。

花は殆ど終わっており、たまにハマナスが見えるくらいかな。んーこの時期のサロマ湖ってどうなんだろうな。今回は組み込まなかったけど、秋晴れのサロマ湖も見てみたいな。

パパもあいかさんと歩くの楽しいヽ(=´▽`=)ﾉ

遊歩道は前後さえ気をつけていればあいかさんの撮影にそれほど苦労はしない。

この時期の野付半島は始めてだったのだけど、涼しいしイイ感じ。汗だくで歩いて戻ったときに飲む冷た～～いドリンクというのも幸せを感じるけどね(ΦωΦ)

とりあえずトラクターバスの停留所まで来たのだが、見慣れないものが目に入った。

うは・・・立派なトイレ(゜д゜)

しかし・・・男女マークが配慮しまくりだなぁ。どうせなら分けずに完全に共用にすりゃ良いと思うんだが、それはそれで問題が有るんだろうな。ちなみに上の方に換気用ダクトが出ているので汲取式だと思われる。手を洗おうと入ってみたが、洗面所は無かったので水は引いていないのだろう。

さあ歩こう！

相変わらずの素晴らしい景色！

夏のような日差しだが、気温は低めで歩きやすい。

ね。とっても気持ちよかった。

例のごとく遊歩道の終わりを更に歩いた先にある船着き場まで来た。

今回もどうせ俺が先へ進むと追従してくる人が居るのだろうと諦めていたのだが、最後まで誰一人来なかった。帰り際に観光客の方と少しお話しをしたのだが、どうやら滞在時間が決められていて、あまり長く楽しめないらしい。今回はそういう方が多かったのかもしれない。

大丈夫(ΦωΦ)

砂嘴の先端まで歩こうと進んだが、カモメが休んでいたので途中で引き返した。

枝分かれしてる別な砂嘴の方へ歩いてみた。ほんと不思議な感じ。

にゃ～(ΦωΦ)♡

そして船着き場。かなり揺れるので苦手な人が居るかもしれない。

一番最初にココへきたとき妙な達成感と異空間のような不思議な感じがした。もう使われていないのだろうなぁと思っていたが、翌年かな、船が着く場面に遭遇してしまい現役であることを知った(；´Д｀)

だねー。ここでこんなにのんびり出来たのは最初以来かも。

まったり～(*´ω`*)

二人で座ってのんびりとした時間を過ごせた。

十分に堪能したので戻ることにした。来たときより水かさが増してるなぁ。そういや昨年は水辺に立っていたら満ちてきて小島になってしまい、慌てて飛び越えたなんてアクシデントもあった(；´Д｀)

トドワラも見てきた。トドワラ自体に何かを感じはしないのだが、地面を赤く染めるサンゴ草が綺麗だった。能取湖のサンゴ草が有名だが、一面真っ赤に紅葉したサンゴ草をいつか見てみたいな。9月中旬くらいまでらしいので、もう終わってるかな。

ネイチャーセンターがあんなに遠い。誰かに放り出されて歩いて帰れ言われたら「うえぇぇえええ」ってなる距離だが、あいかさんとなら不思議と楽しくて何処まででも歩いていけるから不思議だ。

まだ14時ころなのだけど、太陽は随分と低くなり気温も下がってきた。このあと灯台の方へも歩いてみたいと思っていたのだが、ここに来て身体が重くなってきた。十分遊んだし、今日は早めに道の駅に入り、身体を休めることにした。

途中、湾の方で鹿が寝ていた。灯台の方では見かけたが、こちら側はどうやっても舗装道路を渡らないと来られないので珍しい。人が多くて群れの方へ帰れないでいるのかもしれない。珍しい光景で多少テンション上がり気味だったこともあり、歩いてきた数人に鹿が居るよと声を掛けたが、誰一人として足を止めることは無かった(；´Д｀)

珍しくもない地元の人なのか、そもそも鹿に興味が無いのか、それとも野付半島に来たというそれだけが目的の人なのか、ちょっとわからないが何となく照れくさかった(；´Д｀)