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秋探旅~秋の道東めぐり 3

入りそこねたコタン温泉露天風呂を後にし、初日で一番楽しみにしていた川湯温泉へ向かった。

川湯園地という広い無料駐車場が有るので、ここに停めさせてもらい歩いて散策する。近年はこの「歩く」という行為が堪らなく楽しい。特に車中泊における徒歩散策は、時間的な縛りが無いことによる気持ちのゆとりが心地よい。

 

事前にGooglemapで下調べをし、川湯温泉には2件の足湯があることを確認していた。

 

先ずは一軒目の川湯観光ホテル源泉足湯なのだが、帰宅後にとんでもない失敗をしていたことが解った。現地での探索の楽しみを優先し、口コミや写真などは極力見ないようにしていたがゆえのとんでもない勘違いがあったのだ。

Googlemapでは向かって右側の建物に足湯が有ることになっており、実際にそれっぽいものがあった。

 

白いのは湯の花なので汚いものではないのだが、あまり整備はされていない様子。でも一応、ベンチも有るしこれが足湯なのだろうと思った。

 

一応足を入れてみたが、熱くて無理だった(;´Д`)

 

情緒有ると言えば無くもない。この白い湯の花は土産物屋などでも売られている。

 

うん、ソレが良い(;´Д`)

 

で、帰宅後にストリートビューを見てみたら・・・

ちょ(;´Д`)!?

うは・・・完全に思い込みで真向かいにある足湯に気付いていなかった。Googlemapは向かって右に位置しているのだが、写真は左側の足湯のものだった。次回への楽しみが増えたと思うことにしよう(;´Д`)

 

間違った?足湯を後にし、次へ向かうことにした。テクテク歩いているとよく猫に遭遇した。慣れてはいないらしく触らせてはくれない(;´Д`)

 

どの猫もそこそこ肥えていて綺麗なので飼い猫なのかもしれない。

 

歩道も随分と傷んでいるが、温泉街には似合ってると俺は思う。どうだろうか?

 

昭和感満載の情緒あるお土産屋さんがいい味を出している。

 

貴重で高いイメージだった鹿の角だが、500円という激安でびっくりした。キーホルダーやbirchカップの装飾なんかに使われる。このお店には鹿や熊の毛皮が激安で売っているという事前情報を得ていたのだが、夕暮れも近いので次回の楽しみとして残しておいた。

 

そしてこれが川湯の目玉となる場所だ。

 

そもそも川湯という地名が熱い川というアイヌ語からきてるらしく、流れている川は温泉だった。ただ、水量が極端に少なく川?という印象ではあった。画像検索ではもっと川らしい水量だったので時期に寄るのかもしれない。

 

そしてここには間違いのない足湯が有る。紅葉を見ながらのんびりできそうだ。

 

うん、情緒があってとってもいい。

 

足湯は綺麗に管理されていて清潔感もあり素晴らしかった。

 

人が全く居ないことを良いことに、愛華さんも入った(*´ω`*)

 

ほんと良かった。パパもここまで700キロ近く運転してるので、足をゆっくりと浸けて疲れを癒やした。

 

しょぼいがちゃんと温泉が流れていた。木道は川沿いをず~~っと続いているように見えたが、途中で立ち入り禁止となっていた。もったいないなぁ。

 

平日だからか人が少なく、俺と愛華さんにとっては最高の時間を過ごせた。

 

これも温泉だ。

 

14:50
夏だとまだまだ太陽が高い真っ昼間だが、10月ともなるともう夕方だ。裏摩周や硫黄山は諦め、摩周湖展望台を最後として宿泊地である摩周湖道の駅へ向かうことにした。

 

車通りの少なさも相まって寂れた感がすごいのだが、休日には多少は人が訪れるのだろうか。歩いていると廃業した旅館の廃屋が目についた。

 

俺は相撲に詳しくないのだが、大鵬という横綱が幼少期をここで過ごしたらしい。

 

夕飯を買っておこうと近くのコンビニに寄ったら猫が待っていた。実はこういうときの為にフリーズドライの猫エサを車に積んである(ΦωΦ)

本当はあげちゃ駄目なんだろうが、小分けパックになっているものを1つ出してきたら、近寄ってきてにゃ~と鳴いた。まぁ普段から貰ってるのだろう、置いてやると食べ始めた。買い物を終えて戻ると綺麗~に平らげていた。いいなこういうの。

「お魚くわえたどら猫 追っかけて 素足で駆けてく 陽気なサザエさん みんなが笑ってる おひさまも笑ってる ルルルルルル 今日もいい天気」

有名なサザエさんの歌詞だが、今なら「野良猫を放置してる町は如何なものか」「飼い猫なら外に出すな!」と笑うどころではない騒ぎになるのかもしれない。「おっさん時代が違うんだよ」と言われたら返す言葉もないが、人情味のない世の中になったよな。

 

夕方だからか感傷的になり、そんなことを考えながら次へ向かった。

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