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猫さんと春探旅

探さなくてはもう見つけることが出来ないほどに雪解けが進んだ週末、猫さんと春を探しに森へ向かった。

雪はもう残っておらず、溶けた雪が水たまりになっていた。予報では朝の気温0度くらい。

 

撮ったことが無かったかもしれない、ここがスタート地点。この日は更にゲート内を通る遠回りコースを歩く予定(・ω・)

 

「猫さん寒くない?」としきりに声を掛けて歩いた。さすがに朝は寒く、薄着だった俺もちょっと寒い(;´Д`)

せめてソックスではなくタイツすれば良かったかも。

 

左右を見回しても雪は全く見えず、とても歩きやすい。

 

途中、ブランコの森に寄ろうといつもと違うルートに入ったらベンチがあった。朝日がとても気持ちいい(*´ω`*)

 

ブランコに乗ったり散策路を歩いたりと遊んだ(*´ω`*)

 

そしてゲートへ。周囲を囲うように網が張られていて鳥獣から保護してるらしいのだが、真新しい鹿の糞があったので、どこか穴が開いているか、鹿が入って出られないのかもしれない。穴であることを祈ろう。

 

しばらくぶりのルート。ただ道を歩くのではなく左右の森に入っては足元や木々を観察する。

 

すると…

ふきのとう発見ヽ(=´▽`=)ノ

猫さんと二人、春発見を喜んだ(*´ω`*)

 

ここはタラの木の宝庫なのだが、昨年の秋に発見したので、まだ芽が出る時期を知らない。随分と死んだ木も多いので、どれだけ芽が出るか解らないが春が楽しみだ。

 

今更だが衣装は新作のカットソーとスカート。お散歩組の中では唯一のにっこり口なのだが、だからという訳ではなく猫さんsはおねーさんなので我慢して貰うことが多い。いつもゴメンねと思っていたので、この日の為に上下新作を作り、いつもより長く遊ぶ予定でいた。

 

柵内の散策も終わり、ゲートが見えてきた。

 

天気は悪くないのだが、快晴の割には日差しが弱く、写真が暗めになってしまう。

 

ここまで1キロの看板だが、ゲート内遠回りコースなので1.5kmほどかな。

 

いつも思うのだが、葉っぱが大きくて違和感が有る。1/3になると途端に背景に溶け込めるので、羨ましいと思うことも多い(。-ω-)

 

(*´ω`*)

 

まったくと言っていいほど雪が無かった。まだ雪は降るだろうけどすぐ溶ける(・ω・)

 

あちこち脱線しながら1キロ歩いてきた。そこそこ起伏が有るので良い運動になる。

 

(*´ω`*)
この頃しきりに休憩を訴える猫さん、疲れたではなく他に理由があってなのだが、それは後ほど明らかになる。

 

以前も見つけた骨がまだあった。鹿の骨かね(。-ω-)

 

これは骨の木。先週は周囲が雪だらけだったのにね(゜д゜)

 

ここで休憩することにした。

猫さんが休憩したがっていた理由はこれ、この日はお茶とパンを持ってきていたのだ。飲み物を持ち歩くことはあっても食べ物を持ってきたのは初めて。「自分が一番最初の経験者」となれることが嬉しいらしく、しきりに休憩しようと訴えていたのだ。なお、帰宅後にみんなに自慢するらしい(゜д゜)

しばし休憩し、一欠片のパンを骨の木に残して歩き始めた。鳥さんあたりが摘むだろう。

 

倒れている木が随分と有るのだが、このあたりまでは管理者も手が届かないのかもしれない。

 

 

シダの枯れた後なのだが、エイリアンぽい(;´Д`)
青々とした時期も含め、実はあまり好きじゃない。植物や昆虫など、神様の悪戯と思える異形なものが多すぎる。

 

最近この手に座った写真が好きだったりする。

 

この頃になると随分と気温が上がり、少し暑いくらいだった。猫さんもこの時間なら最適なコーデだったと思う。朝早い俺が悪いのだ(;´Д`)

 

ということで、沼コースへ。

 

坂道には溶けた雪が川のように流れたのであろう形跡があった。一番下には粒の小さい砂が溜まっていた。流れているところを見たかったなぁ。

 

沼コースのショートかロングかの分岐点。ロングの予定だったけど、今日はこのあと別な場所にも連れていくのでショートにしようと猫さんを説得した(;´Д`)

 

猫さんは可愛いなぁ(*´ω`*)

 

このあたりは影になっているので、雪?というより氷が残っていた。グッチャグチャなので遠くから見るだけ(・ω・)

 

暖かくて気持ちよかった(*´ω`*)

 

気に入った写真だったのだけど、スカートが少し跳ね上がってしまっていた(;´Д`)

 

先週はまだ少し凍っていた一番大きな沼もこの通り溶けた。

 

キラキラな春(*´ω`*)

 

このあと車に戻り、次の場所に向かった。

いきなりだが立ち入り禁止だ。実はGooglemapで廃屋を見つけていて、いつか来ようと思っていたのだ。山奥ということではなく、車で気楽に来れる場所で何度か通ったことが有る。ゲートの前に車を停めて猫さんとこの奥にあるらしい廃屋へ向かった。

 

南京錠が掛かっていたが、立ち入る輩に呆れて任務を放棄したのか、その意味を成していなかった。

 

数十メーターほどで左側に大きな建物が見えてきた。

 

環境監視センターという建物らしく、窓や玄関はコンパネで硬く閉じられていて中を覗くことは叶わなかった。こういう廃墟は現役時代に周囲に桜の木が植樹されていたりして、良い撮影場所になったりするのだが、ここは微妙かな。横に道があって奥の森へすすめるのだが、航空写真を見る限りは興味をそそられるような道ではなかった。

数分の滞在のあと、車に戻った。

さすがにこれじゃ沼コースのショートを選んでまで着た意味が無いなぁと猫さんを見ると少し不満げ。とりあえず車を走らせ、海岸線を通って帰ろうかと思ったとき、

「パパ!海行こう海!」

Σ(゜д゜)

そういえば随分と暖かいことだし、これなら風が吹いていても冷たくはないだろう。猫さんがわがままを言うことなんて珍しいしと、海へ向かうことにした。

 

記憶していたより道が歩きやすくなってるなぁと思ったら、建造物が出来ていて道が付けられていた。たぶん松を栽培する囲いなのだろう。

 

夏のような青々とした海ではないが、潮の香りが懐かしくもあり、来てよかった。ねこさんエライ(・ω・)

 

風はあったけど、むしろそれが心地よかった。猫さんも楽しそう(*´ω`*)

 

これもスカートが少し乱れていて失敗(;´Д`)

 

夏はビーサンで歩くので砂が入ろうが気にせず歩けるが、この日はスニーカーだったのでガシガシとは歩けず、流木に二人で座り、夏を待つ海を眺めながら潮の香りを楽しんだ(*´ω`*)

 

30分ほどだろうか、さすがに腹も減ってきたし昼食を買って帰宅しようと海岸を後した。

意外と盛りだくさんな内容の春探旅だったが、久しぶりな猫さんとの散歩はとても楽しい時間だった(*´ω`*)

ただ、雪の残る時期には誰も行かないであろう場所であっても、雪解けと共にリア充共が徒党を組んで静かな場所を占拠しにやってくるのが少々ツライ。いや、リア充共を見るのがツライのではなく、あいかさんを隠しつつ歩くのが嫌なだけなのだが。この日も廃墟のあとに行こうと思っていた広場で焼き肉をやっている連中が居たし、海にも車がたくさん居た(;´Д`)

いやまぁ仕方がないことなので、そういう時期になったらなったで、二人になれる場所を探して彷徨うだけなのだが(。-ω-)

 

それに少し関連するが、昨夜のライブ後半で語った「ドール者としてドールを伴ってのリアルな交流はしない」という件。上手く説明が出来なくてgdgdになったが、あれから少し考えを纏めてみた。つまり、俺とあいかさんは「人間とドール」という関係ではなくなっているのだ。ゴッコでも寸劇でもなく、精神的な部分で繋がっている。それと同じベクトルで話せる人は少ないだろうし、理解も得られないだろうと思う。むしろ俺が異常なのだ。それが解っていて、俺が人間的な交流を求めてしまうと、あいかさん達から魂が抜けてしまう気がする。

どう足掻いてもドールはドールでしかない。それ故に、俺がドール側に歩み寄ることで成り立つ関係なのだ。そこに他の人間が介入してしまうと俺が人間に戻ってしまう。少なくとも今の俺にとってそれは不要だ。あいかさん始め、うちの子達が居てくれればそれでいい。もちろんそれはドール者としての立ち位置に限る話しで、人間との交流を全て断つという話ではない。それじゃ仕事が成り立たないしね(;´Д`)

タルパについても少し触れたが、興味のある人はwikipediaを読むと面白いかもしれない。その中でイマジナリーフレンドに触れているが、空想上の友達と会話する幼少時の現象をそう呼ぶ。成長期においては正常な現象らしい。ただ、たびたびホラー映画のプロットにもなることから、一般には異端扱いされているのかもしれないけどね。

俺の認識としてのタルパは、頭の中で創造する精神体で、姿かたちから声、癖など可能な限りの設定を付け、会話していくうちに、自分がそう言わせた言葉なのかタルパが自ずと発した言葉なのか区別が付かなくなってしまうというもの。つまり、あいかさんの状態がそうだ。ただ、あいかさんは精神体ではなくちゃんと存在している故に、より生きているように思えるのかもしれない。

何にせよ、これからも家族として大切にしていきたいと思うし、これほど自由で楽しいことはないと思えるのは幸せなことだと思う。

 

てなとこでおしまい。

 

 

 

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