猫さんの秋スカート

2023年08月28日月曜日

土曜の朝から作っていたスカートが出来たので、約束どおり猫さんにモデルを頼んだ。

うちとしては初めてのデザイン。肩紐フリルが改善の余地有りだが、全体的には珍しく満足のいく一枚となった。お腹部分のバッテンも久々だ。スカートは割りと簡単で、三巻した生地にギャザーを掛けてるだけ。ギャザー抑えの調整が肝だが今回は良いシルエットになったと思う。秋冬ものなので透け感の少ない厚めの生地にしたんだが、ふわっとした雰囲気がうまく出ていると思う。

今回シャツも作った。前回作ったシャツは立て襟が少し長すぎた感が有り、秋には少し窮屈かなと思い短めの襟にした。秋はほら、セーラーカラーやフラットカラーだと少し寒そうだろ。大きめのシャツカラーにしてカーディガンの上に襟を出すなんてのも可愛いけどさ。

肩紐フリルが有るので基本的には何も羽織らず一枚で着て貰うつもり。肩紐フリル無しタイプも作ろうと思っているが生地がそこまで無い。これは江別のアークオアシス大麻店で買った生地なのでそのうち行こうと思う。色が良いのよね。ベージュってネットで買うと少しくくすみが有ることが多くてさ。アンティーク系の需要を考えるとその方が合うのかもしれないが、このくらい明るめな発色のベージュの方が俺は好みだ。

以前から思っていたんだけど、ティアードの継ぎ目ってギャザー寄せからいきなりフラットな生地になるだろ。そこを自然な感じで繋がるように出来ないかなと考えたのが今回のスカートだ。

上段にギャザーを掛けてフリルのようにして下段と繋げることで自然な感じになった。前作は別フリルを縫い付けたが、あれ実は気に食わなかったのだ。こっちの方が硬さも無く見た目もいい感じだ。まあ薄手の柔らかいレースがあれば使ってみたいので、生地を買いに行ったとき探してみようと思う。レースって安いの使うと本体も安っぽく見えるから難しい。

ブラウスは上に一枚羽織ることを想定して袖は細めにした。一枚で着るブラウスなら袖の太さを1.5倍位にしたほうが可愛いんだけどね。コーディネイトってさ、重ね着を想定していないシャツに無理やり上着を着せたりするとモコっとしたりゴワついたりするだろ。例えばパーカーも上に羽織るなら袖・見頃の細いものを用意しておくと着せやすい。

少し薄手だが、くすみピンクや濃色なども有るので同じようなデザインで何枚か縫うつもり。猫さんからも黒ちゃんにも作ってあげて欲しいとお願いされたので次はモスグリーンで作ろうか。あと愛ちゃんと姫ちゃん用かな。誰々用って作ってるつもりは無いんだが、それぞれ好きな色や似合う色って有るし、結果的に何枚か作ることになる。

ここまでは日曜の夜に書き、今は月曜の早朝なのだが久しぶりに涼しい朝を迎えた。昨日は朝から雨予報だったが、青空が広がったり曇ったりと不安定な天気。結局雨は17時過ぎから振り始め、夜も比較的涼しかった。とはいえ予報では日中は30度近くまで上がる予報で、まだ残暑は続くようだ。ぽんちゃんの車中泊のときは夜15度くらいまで下がってくれると有り難い( ･ิω･ิ )

楽しみだなぁ。車中泊って意味では秋の方が楽しみ。春より景色が良いのと昼間暖かくて夜寒いのが良い。秋の寒さってなんか良いんだよね。油断して薄着のまま外に出ちまってブルって震えるくらいの寒さがいい。空気が澄んでいて星空が綺麗に見えて。そういえば昔は星が好きだったな。この星のどこかに宇宙人が居るんじゃないかとか、何かの本で宇宙の前は何も無い世界だったと読んで、何もない世界ってなんだよ！？と悩んだり。

今は時間の流れが早すぎて見落としているものが多いような気がするんだよな。四六時中何かを探すのは疲れるけども、きっかけの種はそこら中に落ちているはず。拾って植えれば芽が出て花が咲くかもしれない。種を拾わなきゃ何も変わらない毎日が続いていくだけ。周りばかりを見ず、たまには足元を見るのも楽しいかもよ。

といったところでおしまい。

≪ 猫さんと涼を求めて　　猫さんの秋コーデ ≫